2015年6月27日土曜日

メインストリーム


「オレはPUBLIC ENEMYなどを聞いて育った。
音楽的にとてもコンシャスな時代に育ったと思う。
当時はリリックでマルコムXについて言及する曲も多く、皆がマルコムXのTシャツとキャップを身につけ、マルコムXに関する知識を持つのがクールとされた。
自分たちの歴史を知り、社会的な問題への認識を深めることが一種のトレンドだった。

今のトレンドはどうか?
口にするのも嫌になるようなクダらないのばかりだ。

オレと同じような意識を持っていい音楽を、コンシャスな音楽を作っているアーティストもいるんだけど、なぜかメインストリームに出てこないんだよな。
彼らの出現を阻もうとする勢力でもあるんだろうか?
そんななかKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)はメインストリームで成功している数少ない例だ。
若く、ちゃんとしたメッセージを発信するアーティストだ。
他に誰が居る?
Young JeezyとかYoung Thugみたくバカみたいな内容ばかりだ。

・・・これまで以上に社会的なメッセージを持った曲を作り、歌う必要がある時代だと思う。
今それをやっているアーティストは少ないけど、雪片だって転がってるうちに雪玉になるんだ。
Kendrick Lamarや彼に近いタイプのアーティストには雪玉になってもらいたい。
それがオレの希望だ。

ミュージシャンは、音楽を通じて人の心に、人の内側に働きかける力を持っている。
オレはその力をリスペクトしている」


Text by. D'angelo

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